旅行先でたくさん歩いた日。
テーマパークや観光、登山のあと。
「足が重い…」
「ふくらはぎがパンパン…」
「明日も歩けるか不安…」
そんな経験あると思います。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、歩いたあとに疲れがたまりやすい場所です。
今回は、歩きすぎた日にふくらはぎ疲れを軽くする方法を、鍼灸師の視点もまじえて紹介します。
なぜ歩きすぎるとふくらはぎがパンパンになるの?
長時間歩くと、ふくらはぎの筋肉がずっと働き続けます。
すると…
- 筋肉疲労
- 血流やリンパの滞り
- むくみ
- 足首まわりの硬さ
などが起こりやすくなります。
特に普段あまり歩かない方が急に1万歩、2万歩と歩くと、翌日にどっと疲れが出やすいです。

旅行の日ってテンションで歩けるけど、夜に足が終わるよな…。

知らない間に足を酷使してるからね。翌日も楽しむならちゃんとケアしなくちゃね。
まずやってほしい回復法3つ
① 足を少し高くして休む
寝転んで、クッションや丸めた毛布に足を乗せて5〜10分。
心臓より少し高くすることで、重だるさが楽になることがあります。
② ぬるめのお風呂で温める
38〜40℃くらいのお湯でゆっくり入浴。
冷えて硬くなった筋肉がゆるみやすくなります。
熱すぎるお湯より、やさしく温める方がおすすめです。
③ 水分補給をする
歩いた日は汗や呼吸で思った以上に水分を失っています。
水分不足はだるさや張り感につながることもあるため、少しずつ補給しましょう。
ふくらはぎ疲れにおすすめのツボ(後ろ側・外側・内側)
① 承山(しょうざん)
【ツボの位置】
ふくらはぎの真ん中あたりで、つま先立ちしたときに筋肉が盛り上がってできるV字のくぼみの中央です。立って確認すると見つけやすいツボです。

足の張り、だるさが気になるときによく使われるツボです。
押し方⋯中心に向かって親指で5秒押してゆっくり力を抜く、これを5〜10回繰り返します。
② 陽陵泉(ようりょうせん)
【ツボの位置】
ひざの外側にある、丸く出っぱった骨(腓骨頭)のすぐ下にあるくぼみです。座ってひざを軽く曲げると見つけやすい場所です。
足の疲れ以外にも、全身筋肉痛にも使われることがあります。

押し方⋯中心に向かって親指で5秒押してゆっくり力を抜く、これを5〜10回繰り返します。
③ 地機(ちき)〜漏谷(ろうこく)
【ツボの位置】広い範囲で硬さがでる場所なので点ではなくラインでとらえましょう
漏谷(ろうこく)⋯内くるぶしから指4〜5本分ほど上がった、すねの骨の内側後ろ寄りにあります。足の内側をなで上げるように探すとわかりやすいです。
地機(ちき)⋯ひざ下の内側で、ひざの骨の出っぱりと内くるぶしを結んだ線の中間より少し上あたりにあります。すねの骨の内側から少し後ろへずれた場所です。

押し方→
①あればオイルやローションを塗って
②地機から漏谷に向かって(上→下)※漏谷から地機(下→上)でも可。
③親指で押しながら指をスライドします。
ポイントは強く押しすぎずやさしく。ツボの位置にこだわりすぎず周辺の硬くなっているところ、気持ちいいところを押しましょう。

グイグイ押したら早く効く?

それは逆効果の時もあるで。気持ちいい強さで十分。
筋肉が疲労している所に強い刺激を加えると筋肉を傷めてしまい、悪化することがあります。
ちょっと物足りないかな?くらいの刺激で十分なのでやりすぎないようにしてください。
あると便利なセルフケアグッズ
着圧ソックス・メディキュット系
夜の脚の重だるさ対策に使う方も多いです。
私たちも旅行に持っていきます。長時間歩行、長距離移動で重宝します。
サイズは無理なく合うものを選んでくださいね。
ストレッチポール
ちょっと長いけど、自立するのでかさばらなくておすすめです。一家に一つ。頼もしい味方です。
TVを見ながら、リビングで寝転びながら膝下やふくらはぎをコロコロするのがおすすめの使い方です。
マッサージボール
ストレッチポールが広い範囲なのに対して、ピンポイントで刺激できます。
小さいので旅行、泊まりの登山などへ持って行けて、筋肉のケアができるのでおすすめです。
翌日に疲れを残さないコツ
歩いた日の夜に少しケアするだけで、翌朝かなり違います。
- 軽くでもいいのでストレッチを行う
- 湯船にゆっくりつかる
- 水分を大目にとる
- ツボ押しをする
- 夜更かししない
- お酒を飲まない
「お腹いっぱい食べてそのまま気持ちよく寝落ち⋯」が一番疲労が残りやすいです。
気持ちはわかりますが、足は疲れて泣いています。
こんな時は無理せず休んでください
- 膝、足首、ふくらはぎなどが腫れている
- 安静にしていてもズキズキ強い痛みがある
- 患部に熱っぽい感じがある
- 歩けないほど痛い
このような場合は、セルフケアよりも医療機関を受診してください。
まとめ
歩きすぎて足がパンパンになった日は、放置せず少しだけケアしてあげましょう。
- 足を高くして休む
- 温める
- 水分補給
- ツボ押し
- 必要なら便利グッズも活用
旅行も登山も観光も、翌日も元気に楽しめる体づくりが大切です。
たくさん歩いたあなたの足、今日はしっかりねぎらってあげてくださいね。




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