布団に入っても、頭が冴えて眠れない。何度も寝返りを打って、気づいたら深夜2時。翌朝はぼーっとしたまま、また一日が始まる。
そんな夜、続いていませんか。今日はあつ・じゅん・ちょこの3人で、眠れない夜のセルフケアを話してみます。

布団に入っても、頭がずっと動いてる感じで…全然眠れないんです。

それ、体が「活動モード」のままなんよ。交感神経が優位な状態が続いてる。眠りに入るには、副交感神経にバトンを渡さないといけない。

交感神経…?スイッチみたいなもの?

そう、まさに。体の「オンとオフ」のスイッチ。眠れない夜は、オフにうまく切り替わっていないことが多い。

東洋医学では「気が上にのぼっている状態」とも言うの。興奮やストレスで気が頭に集まって、体が休めない状態。ツボを使うのは、その気を下に降ろして、全体を落ち着かせるためなの。
この「気を下へ降ろす」という考え方が、今日紹介するツボ3つに共通するポイントです。
① 失眠(しつみん)|体をゆるめるスタート地点
かかとの裏、ちょうど真ん中あたり。足の裏を上に向けたとき、かかとの一番やわらかい部分です。写真を見てもらうとわかりやすいですが、押すとじんわり痛みを感じる場所です。

名前の通り、不眠に対して昔から使われてきた代表的なツボ。ここを温めると、足元からじんわりほぐれて、全身がゆるみやすくなります。

眠れない人って、足が冷えてることが多い。気が上にのぼってるから、足元が冷える。失眠を温めることで、体の熱を下に引き戻すイメージですね。
👉 お風呂の中や寝る前、座った状態で親指でゆっくり押す
👉 お風呂上がりに台座灸で温めると、より効果的
② 神門(しんもん)|考えすぎ・不安を落ち着ける
手首の内側、小指側のくぼみ。手首の横しわに沿って、小指側に向かって指をずらすと、少しへこんでいる場所があります。軽く押すとすこし響く感じがする場所です。

精神的な緊張をゆるめるツボで、「考えすぎて眠れない」タイプに特に向いています。

神門は「心(しん)」に関係するツボ。感情の乱れを整える働きがあるとされていて、不安が強いときにも使われるの。東洋医学では心身の安定に欠かせないツボとして、古典にも記述が多く残っているの。
👉 布団に入ってから、親指で軽い力でゆっくり押す
👉 吸って3秒、吐いて5秒。呼吸と合わせると◎
③ 百会(ひゃくえ)|頭の興奮を静める
頭のてっぺん。両耳から上に向かって線を引いたとき、ちょうど交わるあたりです。指の腹を当てると、少し凹んでいる感じがします。

頭部に集まった気を整えて、全身のバランスを取り戻すツボ。寝ながらでもできるので、最後の仕上げに使いやすいです。

寝ながらできるのは助かる…!どのくらいの強さで押せばいいの?

押すと言うよりも指を当てるくらいの感覚でいいよ。指でくるくると小さな円を描いて「頭の熱がスーッと抜けるイメージ」くらいでOKです。
実践の流れ|この順番でやるとスムーズ
①失眠(お風呂・寝る前) → ②神門(布団の中) → ③百会(布団の中)
まず失眠で体をゆるめて、神門で気持ちを落ち着け、百会で頭の興奮を静める。下から整えて → 心を落ち着けて → 全体を整えるイメージです。1ヶ所1〜2分。全部やっても5分ほどです。
ここも大事:かかとを冷やさない

もうひとつ大事なこと。かかと(失眠のあたり)を冷やさないようにしてほしいの。靴下を履く、布団から足を出しっぱなしにしない、冷えやすい人は湯たんぽもおすすめ。足元が冷えると、気がまた上にのぼりやすくなるから。

逆に、暑くて足を出したくなる時はどうすればいい?

ある程度温まってきたら、足先だけ布団の外に出すのはOKですよ。体の熱を逃がして、自然な眠気につながります。全部出すのは冷えるのでNG。
✔ 眠れない夜は、体がまだ活動モードのまま
✔ 失眠 → 神門 → 百会の順で整える
✔ 強く押さず、じんわりゆっくりが基本
✔ かかとを冷やさない(これ、かなり大事)
今日からできること
① お風呂上がりに失眠を1分温める
② 布団の中で神門を押しながら、吸って3秒・吐いて5秒の深呼吸をしてみる
失眠で使ってみてほしいもの 🌿
足元からじんわり温めるのに、台座灸がおすすめです。温めが大事なので、まずはここから。
・失眠にお灸をするなら → かかとはすこし強めがいいかも
・失眠の刺激で少し違う刺激もあり → トントン叩くのもおすすめ
・かかとを温めながら眠りたい人に → これくらいのサイズの湯たんぽがぴったりです




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