「なんか春になると鼻血が出るんだよね⋯」
「毎年この時期だけ鼻の調子が悪い…」
そんな経験はありませんか?
春って、なんか鼻がムズムズするだけじゃなくて、鼻血まで出るんですよね。 実は、あれにはちゃんとした理由があります。
この記事では、春に鼻血が起こりやすい原因と対策、セルフケアに役立つツボをご紹介します。
春に鼻血が出やすい主な原因
1. 花粉やアレルギーによる炎症
春は多くの方にとって辛い花粉症の季節です。
- 鼻水が出る
- 鼻がムズムズする
- くしゃみが増える
- 鼻を何度もかむ
この状態が続くと、鼻の粘膜に炎症が起こります。
粘膜が赤く腫れて敏感になり、細い血管も刺激に弱くなるため、少し鼻をかんだりこすっただけでも鼻血が出やすくなります。

花粉症の時期だけ鼻血が出る人、小さいお子さんも含め意外と多いです。
2. 乾燥で鼻の粘膜が傷つく
春でも空気は意外と乾燥しています。
朝晩の冷え込み、エアコン、室内環境の影響もあります。
鼻の粘膜はうるおいが大切です。
乾燥すると表面に小さな傷ができやすく、出血しやすくなります。

手が乾燥してひび割れるように、鼻の中も乾燥で弱るの
3. 疲れ・ストレス・睡眠不足
春は新年度で生活環境が変わって慣れるのに大変だったり、季節の変わり目で天気・気温とも目まぐるしく変わるため自律神経が乱れやすい時期です。
- 新生活に慣れるのに気を使う
- 寝不足
- ストレスが多い
- なんとなくだるい
そんな時は体に熱がこもりやすく、鼻の不調につながることがあります。

忙しい時期に鼻血が出やすい方は当てはまる方が多いと思います。以下のことに注意してくださいね。

東洋医学では「のぼせ」と考えます
東洋医学では、春は上半身に熱が集まりやすい季節と考えます。合わせて足が冷えていることが多いので、この状態を「冷えのぼせ」といいます。
(※東洋医学では鼻血にもいくつかの体質タイプがあります。この記事では、足が冷えやすく、上半身に熱がこもりやすいタイプを想定して解説しています)
- 顔がほてる
- イライラしやすい
- 目が疲れる
- 鼻血が出やすい
現代医学では鼻粘膜の炎症や充血(熱を持っていて血が集まっている状態)と考えられることも多く、東洋医学と考えが共通しているとも言えます。

大事なことは、上に集まった熱を落ち着かせることなんです。
セルフケアにおすすめのツボ
合谷(ごうこく)
手の親指と人差し指の骨が交わるあたり。
顔まわりの不調やストレスケアに使われる代表的なツボです。
合谷はお灸との相性がよく、手軽にセルフケアしやすいツボです。

太衝(たいしょう)
足の親指と人差し指の骨の間。
のぼせ感やイライラしやすい方にもおすすめです。
また、足先の冷えが気になる方には、お灸もおすすめです。
足元を温めることで巡りが整い、鼻まわりに集まりやすい熱感を落ち着かせる助けになることがあります。

お灸での刺激も効果的です。
迎香(げいこう)
小鼻のすぐ横、ほうれい線が始まるくぼみあたりにあるツボです。
鼻づまり、ムズムズ感、花粉の季節の不快感ケアにもよく使われます。

このツボはお灸よりも押して刺激するのが良いです。
ツボの押し方の記事はこちら
病院で相談したほうがよいケース
- 出血量が多い
- なかなか止まらない
- 頻繁に繰り返す
- 片側だけ続く
- めまいや強いだるさがある
この場合は耳鼻科などで相談しましょう。
まとめ
春の鼻血は、
- 花粉やアレルギーによる炎症
- 乾燥による粘膜ダメージ
- ストレスや睡眠不足
- 季節的なのぼせ
などが重なって起こることがあります。
毎年繰り返す方は、鼻だけでなく体全体を整える視点も大切です。
無理をしすぎず、春を心地よく過ごしていきましょう。
気になる症状が続く場合は、無理せず専門医に相談してくださいね。
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